看護師としてのキャリアアップと悩み

看護師としてキャリアをスタートさせたのであれば、キャリアアップを目指すのが正しい姿です。ただ、ベンチャー企業のように若くして重役に就くというケースはほとんどありません。地道にコツコツと信頼されていくことがキャリアアップに繋がります。

年齢や勤続年数によって順調にキャリアアップできれば良いのですが、なかなか立場が変わらないというケースもあります。自分の方が年齢も勤続年数も上なのに、年下の看護師に追い抜かれるようなことがあると、不安になるのも無理はありません。そこには何らかの原因が隠れているので、改善する必要があるでしょう。

周囲からの評価が上がらない看護師の特徴は、まずケアレスミスが多いということです。小さなミスであれば特に大きな問題に発展する可能性は低いですが、重大な医療事故に繋がる可能性は否定できません。

キャリアアップをしても周囲をまとめる立場の人間がケアレスミスばかりでは、職場はまとまらないでしょう。そのような意味でも、ミスの多い看護師は順調にキャリアアップしづらいと言えます。そして、仕事のスピードが遅い場合も評価は上がりづらいです。看護師の仕事はスピードと正確さが重要なのです。

一度仕事ができない人間だと思われると、それを払拭するのには時間がかかります。そこで、環境を変えて勝負することも一つの手段となります。新しい病院で一からスタートするのはキャリアアップ的にはマイナスという考えもありますが、そこで急成長できれば決して遠回りではありません。